PENTA & ruhru (ペンタ アンド ルール)より新発売したPENTA(ペンタ)フライパン。
2011年より販売されている、高級フライパン『ruhru健康フライパン』のリニューアル商品ということで、気になっている方も多いかと思います。
以前のruhru健康フライパンも、焦げ付きなし・熱伝導良しで素敵な商品でしたが、今回の大きな改良点は「取っ手がとれる」「重さ20%軽量」という点です。
この記事では、「PENTAシャンパンゴールド28cm深型フライパン」と「別売りの蓋」を実際に使ってみた、感想やメリット・デメリットについてまとめます。
※商品はPENTA & ruhru様から提供していただきました。
パッケージと内容
PENTAロゴ入りの白い段ボールにラッピングされて届きます。
蓋を開けると、内側はスッキリとしたブルー。
PENTAより『これから末永くよろしくね♪』っとメッセージが印字されています。
とてもオシャレで、末永く幸せな家庭を築いていく結婚祝いや新築祝いなどのギフトにされると喜ばれるのではと思いました。
箱の中の商品内容
- フライパン本体(シャンパンゴールド 28cm 深型)
- 取扱い説明書 1冊
- 人気インスタグラマー/料理家のレシピブック2冊
- 取手 1本
カラーバリエーションは、ブラックサファイヤ・ルビーレッド・シャンパンゴールドの3種類。
大きさは、20cm・24cm・28cm
浅型5.3cm 深型7cmタイプのバリエーションがあり家族構成に合わせた選択ができます。
ちなみに、28㎝深型は4~5人家族でも十分な容量と大きさがありました。
別売りのPENTAのロゴが入った強化ガラスの蓋もあります。
(参考価格28㎝3850円税込)
強化ガラスにロゴが入っています。
フライパンの取っ手もロゴ入りなので、セットで使用するとお揃いになりとても可愛いです。
フライパンに蓋をして蒸し焼き・煮込み料理をする方は、合わせて購入するのがおススメです。
購入した時は、つまみ部分がひっくり返ってついているため写真のような順でつまみ部分の付け替えが必要です。
PENTAのおすすめポイント7つ
実際に使って分かったPENTAのおすすめポイントを紹介します。
サファイアコーティングで焦げ付きにくい
長持ちの秘訣はコーティング剤だけに頼らない「硬質アルマイト加工」です。
PENTAは合板でできている
PENTAは、熱伝導性が高く局所加熱を防ぐアルミニウムと、頑丈で蓄熱性が高くIHに反応するステンレスの合板できています。
フライパンの内側はアルミニウム、外側はステンレスが使用されています。
2つの異なる長所を持つ金属を使用することで、熱伝導性と蓄熱性の両方が優れたフライパンになります。
アルマイト加工とは
「アルマイト加工」とはアルミニウムを陽極で電解処理し、人工的に酸化皮膜を生成させる表面処理のことです。
PENTAに施されている「硬質アルマイト加工」は、低温の電解槽中で処理することで、アルマイト加工より厚く硬い皮膜が生成できる加工方法です。
アルマイトの表面は目に見えない細かいギザギザがあります。
細かい隙間にコーティング剤が入り込むことによってコーティングが剥がれにくくなり強度を高めています。
アルマイトの主成分アルミナは世界で2番目に固いサファイヤと同じ分子構造をしているので、この加工方法を「サファイアコーティング」と呼ぶそうです。
洗う時に感じる、圧倒的にお手入れが楽!!
油を吸収する素材ではないので、油っぽい食べ物を調理した後にもフライパンに油が残りにくく、洗剤使用量もぐっと減るため、経済的でエコ。
フライパン内側だけでなく、フライパンの裏面は余分な凹凸がなくベタ付き汚れが落としやすいのもポイントが高いと感じました。
外付けの取手だから安全面や衛生面で優れている
以前、別会社の取っ手の取れるタイプのフライパンを利用していた時に、フライパン自体に『はさみ込む』様式の場合、使用法を誤ると料理を運んでいる途中で取手が外れ、熱いフライパンを落としてしまったり、取手を付けたまま火にかけることで、焦げ臭く取手の根本が劣化するなど多くの問題がありました。
蓋がぴっちり閉まらない、取手がいちいち汚れてフライパン同様に洗う必要があるなど、気になっていた多くの問題がPENTAフライパンの取り入れている『外付けの取手』により解消されていることに感動しました。
写真のように、外に出ている器具にはめ込み式で着脱します。
不用意にはずれないように少し重めの作りになっていて、とても安定感と安心感があります。
取手の素材はステンレスになっていて劣化が少なく、外付けできることにより蓋がピタッと閉まり、食材が取っ手に付くことなく衛生的です。
また取手をはずすことで、コンパクト収納を可能にしたり、そのままオーブンの中(220℃まで対応)にいれたり、食卓にそのまま出すことも、もちろん可能です。
少しの器具がフライパンより突起するという点はありますが、個人的には気にならない程度でした。
更なる安全性 PFOAフリー
フライパンの空焼きや加熱しすぎで有毒ガスが発生したり、コーティングがはがれて口に入ると心配・・・など、不安はありませんか?
PENTAのフライパンはコーティング剤が口に入っても安全。
お子様、赤ちゃんがいらっしゃるご家庭でも安心して使えるPFOAフリー素材です。
万が一空焚きを長くしても有毒ガスの発生はありません。
熱伝導性が高くおいしく仕上がる
PENTAのフライパンは、熱伝導性が高く局所加熱を防ぐアルミニウムと、頑丈で蓄熱性が高くIHに反応するステンレス。蓄熱性も高く、重くない上に温まり方が早いのが特徴です。
PENTA(ペンタ)はプレス加工でもコーティングが強力で、熱伝導性と強度の両立を実現しています。
軽くて薄いフライパンは焼きムラができやすいですが、PENTAフライパンでは、端まで鶏肉のソテーがこの焼き色!
焼きムラがなく、皮がパリッと焼きあがりました。
また熱伝導が良いため素早く短時間で火が通り、食材のジューシー感が残る印象です。
『10年保証』『リフレッシュサービス』で一生の付き合いに
10年保証とは、通常使用での故障の際に無料で対応してくれるサービス。
リフレッシュサービスとは、コーティングの剝れや焦げ付きが発生しやすくなった場合に10年以内なら割安価格(6500円税込)で新品と交換してくれるサービスです。
モチの良さが自慢の商品ですが、3~4年使うとどうしても消耗し、新品の時とは使い心地が変わってくるもの。
安くてすぐにテフロンがはげるフライパンを毎年買い替えるよりも、ずっと経済的でエコロジーですね。
環境活動にも参加する素敵な企業
フライパンのお店PENTA&ruhruでは、王様フライパンPENTAの売り上げの一部(売上金額の1%)をWWF約100カ国で活動している環境保全団体に寄付しているそうです。
持続可能な社会への取り組みとして、フライパンを選ぶことでサステナブルな取り組みに参加できます。
【デメリット】使用して分かった重さについて
軽量で簡単に女性でもフライパンがふれて扱いやすい、というキャッチコピーですが、特別に軽いわけではありません。
従来の高級フライパンルールに比較すると、20%程減量していますが、一般的なフライパンと比較しての印象では、一般的~やや重めのフライパンに該当すると思います。
(しっかりとした作りにしては、軽くて使いやすいです。)
- 20㎝・・・759g
- 24㎝・・・1000g
- 28㎝・・・1230g
28㎝は重めですので、握力などに自信のない方は24㎝以下を選ぶのがおススメです。
まとめ
圧倒的な使用感で、おススメのPENTAでした!
良い点をまとめると、
- 焦げ付きのストレスなし
- 外付け取っ手の安全と利便性
- PFOAフリーで安全性ばっちり
- 熱伝導良く焼きムラなしで美味しく仕上がる
- 10年保証で長く使えてコスパ最強
- スタイリッシュな見た目と汚れの取れやすさ
- プレゼント受けは間違いない
- 環境に配慮したSDGSに対応の製品
逆に、デメリットかと思うのが
- しっかりとした作りのためフライパンとしてはやや重め。
- 1つあたりのフライパンが高価なため量販店のフライパンに慣れている方は驚くかも。
10年も保証があって、何度でも新品に取り換えてくれるという安心感は、唯一のサービスですね。
安くて使用感が満足いかないフライパンを何度も買い替えるよりも賢い買い物になると思います。